■つけたまま寝るのは危険
コンタクトレンズをつけたまま寝てしまった、なんて経験はありませんか?
使いはじめのうちは気を付けていても、長く使い続けているとついうっかりやってしまった、ということがあるかもしれません。
実はコンタクトレンズをつけたまま寝てしまう行為、とても危険なのです。
コンタクトレンズをつけたままずっと目を閉じていると酸素の透過量が減退してしまいます。
その結果コンタクトレンズが涙を吸収し続けることにより目が乾燥してしまうなど、目に大きな負担がかかります。
コンタクトレンズを外した後に異常を感じた場合、そのまま放置するのではなく、すぐに眼科で診てもらうようにしましょう。
■コンタクトレンズが外せないときはまずは落ち着いて
コンタクトレンズがなかなか外せないとき、特にコンタクトデビューしてから日が浅い場合は焦ってしまうかもしれませんが、落ち着くことが大切です。
冷静に正しい対応をしましょう。
・鏡を見て確認
コンタクトレンズが外せない場合、まず、落ち着いて鏡を見ましょう。
コンタクトレンズの場所を確認せずに指で目を触り続けるのは目を傷つける危険がありますし、衛生的にもよろしくありません。
もしコンタクトレンズが見つからず、目の奥に入り込んでしまったとしても、冷静に位置を調整しましょう。
何度か瞬きを繰り返したり、眼球を動かしたりすることによって、コンタクトレンズの位置が動きます。
・レンズに水分を
コンタクトレンズが目に貼り付いてしまって外せない場合は、点眼薬を使用しましょう。
また洗面器にぬるま湯をはって、水の中で瞬きを繰り返すのも効果があるでしょう。
どちらの方法も、コンタクトレンズが水分を吸収して瞳から浮いてきます。
・外し方のコツ
コンタクトレンズを外す際、手を石鹸で洗って清潔にするのはもちろんですが、爪を短く切ることも大切です。爪が長いと目を傷つけてしまう危険があります。
よく、目の裏側にコンタクトレンズが入ってしまって取れない、という話を聞くことがありますが、実際には目の裏側に行くことはありません。
目の奥に入り込んでしまっても冷静に対処すれば取ることができます。それでも取れない場合は眼科へ行き、適切な処置をしてもらいましょう。