私たちが1日のうち、ブルーライトを発するデジタル機器に接触する平均時間は約6時間(2020年度)程度といわれています。スマートフォンやパソコン、タブレットやテレビなどブルーライトを発するデバイスが日常生活品となり、14年間で約117分も増加しているとされています。
ブルーライトとは?
ブルーライトは人の目に見える光(可視光線)の中で、約380~500nmの波長を持った青色光のことです。「人工的な光」といういイメージがあるかもしれないですが、自然界にある光の一部であり可視光線の中でも、もっとも波長が短く強いエネルギーを持っています。
ブルーライトの特徴として散乱率が高く、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達する、紫外線に近い光といわれています。
眼精疲労
カメラのオートフォーカス機能のように、人の眼は水晶体の厚さを調整してピントを合わせます。
ブルーライトは光のエネルギーが強く散乱しやすい性質のため、ブルーライトを多く含む映像(目に入ってくる情報)はぼやけやすく、眼はピントを合わせようと常にピント調整をします。そのため眼のレンズを調整する筋(毛様体筋)が疲弊し眼精疲労の原因になっているといわれています。
肥満と生活習慣病
良質な睡眠には睡眠ホルモンといわれている「メラトニン」の分泌が必要不可欠となりますが、ブルーライトはこのメラトニンの分泌を抑制する可能性があるといわれてます。
ブルーライトは太陽光にも含まれる光で、長時間浴びていると脳が昼間であると勘違いを起こし、体内時計にずれが生じスムーズな就寝ができない可能性があります。
体内時計の睡眠と覚醒のリズムが乱れる事で、メラトニンの分泌が減ると肥満や生活習慣病、更には癌などの発症に影響しかねません。
加齢黄斑変性
ブルーライトの特徴の一つとして「網膜に直接届く光」という特徴があります。ブルーライトは強いエネルギーを持っている光で、日常生活の中でわずかでも浴び続けることによって網膜がダメージを受けてしまいます。ダメージを受け続けると網膜の中心部にある、ものを見るために重要な細胞が集中している「黄斑」がダメージを受け加齢黄斑変性の原因になる場合があります。
加齢黄斑変性はアメリカでは失明原因の1位となっており、日本でも近年急速に増加しつつあり、日常生活でのブルーライト増加の影響が関係しているとされています。
※厚生労働省のガイドラインでも「1時間のVDT(デジタルディスプレイ機器)作業を行った際には、
15分程度の休憩を取る」ことが推奨されています。
※当社実測値(-3.00Dの場合) ※装用感には個人差があります
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